Studio Life 「OZ
(2005.03.08・アートスフィア)
 午後からの公演だったので、午前中から出発して見たいなあと思っていた『ミュシャ展』も一緒に鑑賞。
 新幹線を降りて、中央口で迷子になったワタクシ、とりあえず交番に駆け込む。
   私  「すいません、ミュシャ展を観に来たんですけど」
お巡りさん「あぁ、トビでやってるやつですか?」
   私  「
鳶?
どうやら「東京都美術館」の略だったようです。
 そんなこんなでどうにか、ミュシャ展を無事に観られたんですけど、確かに有名なリトグラフの絵画も良いとは思うんですけど、個人的にはパステル画とか、習作(下書きみたいなもの?)の方が興味をそそられました。やっぱりデッサンは大事なんですね(←当然)。
 でも、上野って面白いですね。色々な文化的なものが同じ場所にある。その場所にいるだけでワクワクするような場所です。
 ワクワクと言えば、東京という場所も面白いなあと、ふと思いました。
 古い建物と、新しいビルがひしめき合って共存している風景って、改めて見ると面白いですよ。相変わらず、多分ここには住めないとは思うけれど、やっぱり見ている分には面白いところです、東京。
 さて、
 昼食も済ませて、一路アートスフィアへ。
 1時開演だったので、12時40分に劇場前で待ち合わせしていたんですど、今回ご一緒していただくYちゃんからメールが
『すいません、電車が遅れて遅刻確定です。20分くらい』
 交通機関の遅れなら仕方がない。20分は痛いけど、チケットは彼女が持っているから入れないので、まあ仕方ないか、とのんびりと待っていたら、1時頃再びメールが
『あと5分で天王洲アイル(最寄駅)に着きます!』
Yちゃん早!
 Yちゃんの頑張り(病み上がりなのに・・・)のお陰で、早々に劇場に入れましたv、Yちゃん有難う〜〜〜!!。
 お陰で、何とか最初の数分を見逃しただけで済みました。
 ところで。
 「Life」と言えば、予習をしなくては、話が全く分からなくなるで有名な劇団(私的に)なんですが、前回Yちゃんにお逢いした際に、
「『OZ』は予習しなくて良いです、つーか、予習すると逆に叫びたくなるから止めておいた方が良いです。読まなくても、話の流れはきっと分かりますから!」
と釘を刺されていたので、何もせずに(正直、原稿でそんな暇もなかったんですけど)舞台に臨みました。

・・・・・。

 凄いよ!、「Life」の舞台についていけているよ、私!!。
 あとで原作も読んで、舞台との違いを比較してみようと思いますv。

 でも、これは、どうと言えることじゃないとは思うんですけど。
 クライマックスを見ながら、「あれー?こんな舞台、前にも観た気がするんだけど・・・?」と記憶をたどって思い当たりました。

 『MOON CHILD−月の子−』だ・・・。
 『月の子』のチェルノブイリの辺りと、『OZ』のアスラの自爆機能作動後がものすごくかぶるんですが。
 これは、倉田さん(脚本&演出)の好みなのかなぁ?。うーむ。私の受け取り方が違うのかなあ?。ハテ?。
 でも、アクションシーンが満載で面白かったです。

 今回観たチームが1019=笠原さん・武藤=岩アくん・フィリシア=舟見くん・1024=姜くんと全体的に大柄な人が多くて。
 中でも、笠原さんが見ていてハラハラ。
 と、言うのも、途中武藤を抱えたり、抱き上げたりするシーンが何箇所かあるんですよ。
 同じようなガタイなのに・・・。なんだか、今回衣装の所為かも知れないけど、岩アくん、明らかに以前より体がしっかりとしているのに・・・。
 1019が武藤を抱き上げるシーンの度に、心の中で笠原さんにエールを送っていました。

 あと、姜くん。
 原作を読んでいなかったので、1024がどこまで重要な役か分からなかったのですが。こんなに主要メンバーだったなんて・・・。
 どうやら撮りはもう全部終わったそうだけど、「わ●ば(国営放送の朝ドラ)」も終わったばかりだったと思うのに。お疲れさまです。

 前半は、中々コミカルなシーンが多くて、娼婦の恰好をしなくちゃいけなくなったフィリシアが「あぁ・・・」と頭を抱えたり、起動したての1019がフィリシアの命令に「はい、マスターv」とフィリシアを真似て女の子ガッツポーズで答えたり(これがまた、可愛いんだ!、笠原さんなのに・・・)、途中武藤が情報を聞き出そうと誘った娼婦が中々イッちゃっていたり(この役は、石飛さんだったんですけど、私の中で彼のイメージじゃなかったのでびっくり!)、面白かったです。
 個人的に好きなシーンが1019の起動シーン。寝ている状態からすぅっと吊り上げられるように上半身を起こすシーンがものすごく綺麗で。本当に「人間じゃないものが起き上がった」って感じでした。

 余談ですが。

 ホモスキーなオタクの心の叫びを。
 舞台でのキスはホントにやっちゃダメだー!。腐女子にも欠片ほどの夢を見させてくれー!。
 しかも、Lifeは練習時からマジキスで練習しているとのこと。
 えーん。
 「本来は振りだけでも良いんだけど、この人とは舞台上でもマジキスしてますv」みたいな、こっそりイチャイチャの方が萌えません?。私だけ?。
 本日昼の部には、プレミアム・ナイトが付いていたので、それも一緒にレポ(何となく、堂々と出しちゃ拙いような気もしますので、隠します(だって、この回を観た人の特典だし・・・)。読もうという強い意志をお持ちの方は、反転してお読みください)。

 今回の司会は、イッちゃった娼婦のままのテンションで石飛さんが登場。そう言えば、今まで藤原さんの司会ばかりで石飛さんの司会は初めてかも・・・。
 今回は、主用キャラのみ登場。前出の4人と、リオン役の曽世さん。
 石飛さんに「どうぞー!」と呼ばれ、何故か手を繋いで仲良く出てくる姜くんと、曽世さん。石飛さんに「何で手なんか繋いで仲良ししてるんですか」とツッコミが入ってつかみはOK。その後、隣の笠原さんに何故かおっとばされたりして。
 愛されてるね、姜くん。

 並びは曽世さん・姜くん・笠原さん・岩アくん・舟見くんの順番。1人1人に別々な質問でした。
まずは姜くん「1年ぶりのLifeですが、如何でしたか?」
 去年の『MOON CHILD』以来のLifeでしたが、その間TVに出たりしていて、中々こっちには出られなかったんですけど。やっぱりLifeは好きなので、今後どうなるか分からないですが、また出たいと思います。
 この一言を言う間、両脇の曽世さん&笠原さんに顔を覗き込まれて噴出す姜くん。石飛さんに「久しぶりなんだから、あんまりいじめないで下さい」と言われるまで姜くん弄られていて。愛されているね、姜くん。

 曽世さんへの質問「アクション大好き曽世さんですが、1019・武藤などのキャラで誰が一番やってみたかったですか?(そう言えば、リオンはアクションなかったね)」
 僕は昔からずっと空を飛びたいと思っているんです。多分そう思っていれば死ぬまでに1度くらいは飛べると思うんですけど。だから、空飛んだ1019は良いですよね〜。
 思い返すと、僕、今までずつとずっとやられキャラが多くて。鞭で打たれたり(『トーマ』のユーリ)、今度『OZ』をやる時は、番外編として、リオンとサイバノイドしか出て来ないアクションがやりたいなあ、やれると良いなあ。

 舟見くんへの質問「前回1024だった舟見くん、今回フィリシア役でしたが、やってみてどうでしたか?」
 フィリシアはものすごく難しいです。でも、まだこれからの舞台も残っているので、演じながらフィリシアというキャラクターを見付けていきたいと思いますので、今後もよろしくお願いします。

 岩アくんへの質問「武藤というキャラクターに憧れているところはありますか?」
 武藤は、何に対しても熱い男で、だから、勝てないと分かっている1019にも何度も戦いを挑んでいて。きっとそんな時代なのだからだとは思いますが、そんなところが憧れます

 笠原さんへの質問「1019というキャラクターに憧れているところはありますか?」
 1019はものすごく綺麗な心を持っていて、僕は、心がドロドロに汚い人間ですからたまにこういう綺麗な心のキャラクターをやると、僕の心も洗われます。

 最後に演者さんが再び登場して、挨拶をして「プレミアムナイト」は終了。

 ・・・・・。

 あれ?

 なんか物足りないぞ。

 いつも見ているのは、もうちょとはじけているんだけど。特に笠原さん。
 と、いう感想をYちゃんにしたら、Yちゃん曰く
「あれが普通なんです。山崎さん(仮名)が今まで見ていた方が異常なんです」と返されました。
 笠原さん、今回仲良し(←ややソフトな言い方)のMさん(仮名)が壇上にいなかったから、バカツプル振りを発揮することもなく淡々と終わってしまったとのこと。

 その代わり、見ちゃいましたよ!
 笠原さんのインタビューの間、後ろで起こっていた異様な光景を!。
 
岩アくんと、舟見くんがいちゃいちゃしているー!!!。
 や、あからさまなイチャイチャ
(どこぞのバカップルに比べればな)ではなく、2人で顔は客席に向けたままコソコソと話しているんですけど。
 いつもクールな舟見くんが気持ち表情が柔らかかったのは、私の気の所為じゃない筈だ!。
 後から聞いたら、この二人以外にも、同期で入ってきたメンバーはみんな仲が良いそうです。他にも、高根さんとか山本くんとか・・・。
 あぁ、でも。
 
本気で読唇術学びたかったよ!。あの時!!。


 そんなこんなで幸せ気分のまま帰路につきました。