Studio Life 「Daisy Pulls It Off」
(2007.02.24・シアターサンモール)
 行ってきました、シアターサンモール!。
 
今回は、前売り券がゲットできず、当日券をとることにしたのです。泊まる予定だったので、夜の部を選択。舟見くんのデイジーを堪能することに決めました、きっと別グループの岩アくんもモブで出るだろうし、と・・・。
 当日券を買いに行くと、受付のお姉さんに言われました、
「補助席になっちゃうんですが、良いですか?」
観られりゃ良い、と思っていたので、二つ返事でOK。
 しかし、この時、私は「補助席」というものがどんなものか、知らなかったのです・・・。
 で、開演前にようやく入れ、噂の補助席に行くと、そこは中通路。そこに折りたたみ椅子がででんと備え付けられて、座席番号シールが貼ってあるという、いかにも「増設しました」的なところでした。
 それでも、中通路なだけあって、補助席の一番端とは言え中央に近く、場所的には悪くないので満足して席に着きました。
 この席が、実はあんな恐ろしい席だなんて、その時の私は知らなかったんですよ、えぇ・・・。

 いつも、らいふを観る前には、予習をしなければ、話の流れにおいて行かれるのが常だったんですが、今回は違います。
 何故なら、題材が既に舞台用の作品だから!!!。
 訳が分からなくなりようがありません。
 粗筋は、お嬢様学校の初めての奨学生に選ばれたデイジーが、お嬢さま達の偏見にも負けず、持ち前の根性と真摯さで周りに理解されてハッピーエンドになるまでのお話。
 と、いう演目をそのお嬢さま学校の学園祭のクラスの出し物で4年生(デイジーの学年)が演じるという、なんだか、現実なのかお話なのか良く分からなくなってしまうような作りになっていました。

 で。上演の合図が鳴り、会場が暗くなったなー、と思ったら・・・。

 いきなり客席のドアが開いて、
「グレンジウッド女学院にようこそ!!」
そりゃあ、ビビりましたよ。いきなり役者さんが、客席を闊歩し始めるんですもの。

 と、ここで思い出して欲しいのが、私のいる席。
 中通路の端の席。

 ぎゃああああああ、あの人が、この人が私の前を、横をガンガン歩いて行くよー!!!!

 いわ・・・。岩崎くんがめっちゃくちゃ可愛くて!!。巻き毛のツインテールのヅラですよ!!。
 その昔、名作劇場で赤毛のアンがあったと思うんですが、あのアニメのダイアナにそっくりな髪型。
 あぁぁぁぁ、もう遠目で観ても可愛いくせに、近くで見ても可愛いよー!!!(感涙)。相変わらず、岩崎くんは綺麗な顔をしています。
 今回の席は一事が万事ずっとそんな感じで、役者さんがお芝居の間、客席に降りてくることが多く、さらにアドリブだと思いますがお芝居の中で、お客さんに話しかけたりするんです。
 ホッケーの試合中、レギュラーで負傷者が出てでも、トーナメント戦だから負けるわけには行かない。キャプテンのクレアと、副キャプテンのアリスが作戦を練ります。
「ジェニファーなら、きっと大丈夫よ!!ね?、あなたもそう思うでしょう?
 
へ、アリス。それ私に訊いてる?!、私訊かれてるの!?
 いきなり話を振られて、私にできることは壊れたゼンマイ玩具の様にガクガクと頭を振ることだけでした・・・。
 寮の中で気落ちしてしまったデイジーのために、景気を付けようと枕投げが始まります。
 舞台上だけでなく、客席の中までも飛び交う枕。あ、受け止め損ねてこっちに落ちてきたなあ、と思ったら。ベリンダが枕を拾いつつ
「ごめんなさいね」と言って去って行きました・・・。

 前売り券じゃなくて良かった!!。有難う!!、当日券(補助席)。

 しかし・・・。
 その日の私のいでたちは・・・。
 花粉症対策で眼鏡&マスク・・・。
顔がほとんど見えない状態・・・。むしろ手抜き
 片や、アリス役の隆太くんも、ベリンダ役の牧島さんもお肌が綺麗。顔も綺麗。今回のデイジーの舟見くんと、その親友トリクシー役の三上くんは、
「どこの女子校?」というくらい可愛いし。

 
負けた・・・。女として負けた・・・・(項垂れ)。

 極めつけに、クライマックスで、客席でお客さんに混ざってデイジーの話を聞いている深山くん(モブなので、名前なし)が・・・!!!!!!

 
私の隣の階段に座っているよ・・・・・・・!!!。

 あぁぁぁぁぁぁ、ちょっと首を左に捻れば、深山くんのご尊顔を見られたのに!!!!。ものの50cm隣で
「深山オーラ」がガンガン流れていたのに!!!!!!。

 そこに深山君がいると、いうだけで緊張して動けずに固まってしまった・・・・。

 
不覚!!!。
(それでも、会場を出てから、深山担のYちゃんに感激メールを送りつけてしまった・・・)

 気を取り直して、お芝居の感想ですが。
 面白かったです。正直、最近のらいふは耽美ものが多くて、食傷気味だったんです。
 せっかく男だけの劇団なんだから、もっとこう、女性がやったら引いちゃうようなはじけたお芝居をやってくれても良いのにな、と思っていた矢先のデイジーで、本気で大笑いしました。

 特筆すべきは、シビル役の林くん。
 相変わらず美少女だったんですが、テンション高い高い。やべぇ、林くんの新境地を見てしまった気分です・・・。私の中の彼のイメージは、なんて言うのか知的な美女という感じが・・・。
 と、Yちゃんに後日その話をしたら「山崎さん、それは間違ったイメージです」と指摘を受けました。素の林くんは、かなりはじけた人らしいです。それはもう、今回シビルの腰ぎんちゃくやくの石飛さんと、良いコンビらしく。
 確かに、女王さまシビル林と、その親友モニカ石飛のシーンは、かなり笑わせてもらいました。

 幕間入れて3時間強の長丁場でしたが、たくさん笑ってたくさんドキドキして、久しぶりのらいふは大満足でした。

 また、こういう感じの演目だったら、観たいなあ、と思います。