人物紹介
桜井 京介  本編の主人公兼探偵役。第1部ではW大文学部大学院生。第2部では「肩書きなしの建築史研究者」身長186cmの痩せ型、いつもは鼻まで届く前髪と眼鏡で顔を隠しているが、素顔は「10人の人がすれ違ったら10人の人が振り向く」ほどの「美貌」。
 過去に「何か」があったらしいが、まだ今のところ謎のまま。
 京介のアシスタント。一度観たものは細部まで完璧に記憶できる能力の持ち主。第2部では高校生〜W大学生。10歳(正しくは8歳?)の時にある事情で京介と知り合う。その後京介に後見人になって貰い、現在に至る。10歳の頃から京介の「優しさ」と、深春の「おおらかさ」と、神代教授の「強さ」を見て育ったお陰で、ただ今「イイ男」に成長中。
 「蒼」はもちろん本名じゃありません。本名は…。ネタバレになるからナイショ。
栗山 深春  京介の友人。第1部ではW大学生。京介と入学時は同じ学年だったのだが、旅行が趣味で休学しながらあちこち旅行しているうちに…。18さいの時に同じ下宿になったのがきっかけで、京介と知り合う。180p以上の身長にがっしりした体格、髭面のお陰で一見「熊」らしいが、実は細かい気配りが出来、京介や蒼を良い方向へひっぱって行ける頼れる存在。
 余談だが、「京介と深春」のコンビも好きだけど「深春と蒼」のコンビのほうが好き。兄弟のようで微笑ましい。
神代 宗  W大文学部教授。一見「理想の大学教授」的なダンディなおじ様なのだが、口を開くとべらんめぇ口調が飛び出す。京介が10歳頃に知りあったらしいが本編で書かれていないので何とも…。深春同様「頼れる存在」なのだが、彼の場合「引っ張っていく」のではなく「アドバイスを与えながら見守ってくれている」イメージ。
 蒼に甘くて、まるで「おじいちゃんと孫」(・・・・・。)