翡翠の城
(講談社ノベルズ/講談社文庫発行)
ストーリー  明治時代以来、創業者の巨椋一族で固められてきたオグラ・ホテルに内紛が持ち上がった。創業者の娘で95歳になる老女が住む別邸・碧翠閣の取り壊しを巡って一族の意見が対立、次期社長の座もからんだ骨肉の争いが勃発したのだ。沼のほとりに建つ異形の館を訪れた桜井京介は、一族の血塗られた歴史に迫っていく(講談社ノベルズより抜粋)。
個人的感想  大好きな「翡翠の城!」
 「建築探偵シリーズ第1部・ベスト1」がこの作品です(「原罪の庭」は別格)。
 いい加減「建築探偵にも慣れてきて、やっと神代先生にもお逢いすることができて、京介・蒼・深春(も?)ら主要人物が自分の立っている場所から動き出そうともがき始める作品なのですv。
 今までの集大成!みたいな巻だと思うのですが…。
 神代先生が出てきた所為なのでしょうか?なんか、今までよりキャラが生き生きとしているような気がするのは…。
 何故だか憎めないさやかちゃんv神代先生と幸せになってね(笑)v
↑でも、何気に神代先生って競争率高いよね…。