個人的感想 |
この作品は「WISH」から始まり、「HOOP」へと繋がります。
初めて読んだときは、あまり感慨が深くなかったのですが、今改めて読むとすごく良い話だなぁ、と感じました。「誰にも欲しがって貰えなかったから、自分も欲しがらずに生きていこう」と、後ろ向きに考えていた尚也に「本当に欲しいと思ったものは必ず手に入るんだ」と教えてくれた高野さん。
高野さんみたいな真っ直ぐな人ってそうそう居ないとは思うけれど、結構後ろ向きな考えが先行してしまう山崎にとって、高野さんの一言一言が元気の基になります。
個人的に、最後の高野さんの視点でのショートストーリー「あ、」が好き。
さっき粗筋打ち込んでいて気付いたけど、「秋霖学園」てこの頃からの付き合いなんですね。 |