エンドレス・ゲーム
(白泉社・花丸ノベルズ
新書館・Dear+文庫発行)
(illustration 梧桐 あさ(花丸ノベルズ))
金 ひかる(Dear+文庫))
ストーリー  たった一人の母を亡くした天野誓史が、エリート弁護士・佐伯慎一の養子となってはや五年。その「父」はなんと正真正銘のゲイで、恋人が家に出入りするわ冗談半分でスキンシップを強要するわ、難しい年頃の誓史は内心複雑・・・。本当の気持ちに気付いてほしくて、でも穏やかな日常を壊したくなくて――(花丸ノベルズより抜粋)
個人的感想  月村作品の中でも3本の指に入るほど好きな作品です。どうやら、私は意地っ張りな男の子が好きらしい・・・。更に、大人の余裕でチカちゃんをすっぽりとくるんでくれる佐伯さんがツボ!!
 「あのガキ。ふざけやがって」とか「法律なんかクソ食らえ」とか、いつも穏やかな佐伯さんがぶちきれる瞬間が良いのですv。チカちゃん愛されてますよねv
 それにしても・・・。あぁぁぁ、佐伯さんみたいに包容力があってちょっとゴーインででも、すっごい優しいという男はどこかに落ちてませんかね・・・。私の理想なんですが・・・。
 つーか、佐伯さんゲイだから・・・。
 Dear+から再版した時に紺野くんやチカちゃんががケータイを持っていたり、「きみが思うよりずっと」で櫻井さんが紺野くんに贈ったものがFAXからPCになっていたり、時代の流れをちょっと感じてしまいました。