個人的感想 |
月村作品との馴れ初めはこの本だったためか、何度読んでも新鮮な感じがします。
「BL」と言うよりは、「家族愛」みたいな感じが強いのも、私のツボにジャストミートしているのかもしれません。
克巳と草子。私はどちらタイプかというと、思いっきり草子タイプなんですが(つーか、克巳タイプって探す方が難しいかも・・・)克巳みたいに前向きに考えられたら良いなあ、と思います。
「周りに必要とされるのを待ってるんじゃなくて、自分が周りを必要とすれば良い」って難しいですよね。
滅茶苦茶優しいのに不器用な伯父さんが好きです。「私の世間体のために大学に進学しろ」と自分が悪者になってまで智朗を進学させたがったり、智朗を引き取りたいのに自分からは言い出せなくて、克巳の機転をこっそり褒めちゃったりするシーンがものすごく好きです。 |