おとなり
(白泉社・花丸文庫発行)
(illustration:堂本 ミカ)
ストーリー  久保田博紀は、老舗の和菓子屋で評判の孝行息子。久保田家と隣の芳野家とは、ある事件以来犬猿の仲だが、博紀は芳野家の次男で同級生の哲と今も友達付き合いを続けている。「いまどきのバカな高校生」を地でいく哲とはまるで正反対の博紀が、家族に隠れてまで友情を育むワケは・・・・・・。(花丸文庫より抜粋)
個人的感想  ほのぼのとストーリーが流れていく1冊。
「(女装をした哲を見て博紀が)なぜそのような格好をした哲がここにいるのかということよりも、なぜそこまで似合わないのか、などという、およそ緊張感のない疑問が頭の中をぐるぐるめぐる。」という一文がメチャクチャお気に入りで。月村先生のこういう思わず吹き出しそうになる文章が大好きなんですv。BLでは、受の子は女装も似合うというお約束の定番を 「えいやあ!」と覆しちゃったシーンでしたv。多分これが正しい反応かと・・・。
 すいません、今回こんな感想で・・・。
 でも、ホントに好きなんです、この一文。