行ってきました、シアターサンモール!。
日中の用事も滞りなく済ませて(貰って)、今回は、同行者皆無の一人観劇。ふ、とチケットを見るとE列って書いてある?。つーことは、前から5列目?。近いよ!(有難う!Yちゃん!!)。
ところで、映画にしても、芝居にしてもマナーってありますよね?。前もって館内放送が入ります。曰く「会場内の飲食はおやめください」曰く「携帯電話、腕時計等の音の出るものは、電源を切るか音が出ないようにしてください」。
私の左隣3番目の女が間もなく開演のアナウンスがなっているのに、ケータイを開けたり閉じたり、何かを操作していたり、ペットボトルのお茶を引っ張り出して飲んだり、新しいペットボトルを開けたりと、とまあ、忙しない。何をしているだか気になるけど、とりあえず消せ!、そのケータイ!!。挙句の果てには、会場が暗くなってもいじくっていたんですけど、なんだか電波が届かなくなったのか良く分からないけど、電源が切れてしまった様です、フン、ざま見ろ。
で、なんでこんな話をしたかと言いますと、その人、お茶を不思議な飲み方しているんです。気になって気になって、ずっと見ていたんですけど。
まず、お茶を普通に飲む→蓋を閉める→蓋を開ける→で。お茶を飲むんじゃなくて、唇をお茶で湿らすように左の唇に飲み口を当てて、ボトルを傾ける→右の唇に飲み口を当ててボトルを傾ける→唇の真ん中にのみ口を当ててボトルを傾ける→タオルで口を拭く。
この動作を繰り返すんです。唇が乾きやすい人なのかな?でもそれを飲料で代用ってどーなの?。
そんな他人のことまで凝視している私も私ですが(苦笑)。
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さて、
そんな他人のウォッチングをしつつも、始まりまして。
取り合えず、半分まで原作を読んで予習をしてきたんですけど、読破していなくて大丈夫かな?とドキドキ。
心配ご無用。
今回の題材は、メッシュが拳銃を手に入れて、父親を殺そうとして失敗して、ミロンの所に戻ってくるまでのお話でした。テーマは、父親との確執とその葛藤。途中、メッシュとドルーの出逢いの話とか、くじ引きの話とか、メッシュのストーカーがそのあたりの男娼家業のボスのお気に入りだった辺りの話とかも入って来ましたが。
話的には上手く纏めたんじゃないでしょうか?。今までのように、こーんな長い話を一体どーやって舞台にするの?と心配させて、結局グズグズに終わっちゃうよりは。「メッシュ」の場合、短編がまとまってひとつのお話って感じだから、上手く行ったのかも知れませんが。
個人的に好きだった、贋作取り違え事件が入ってなくてちょっと残念。仕方ないですね、あんまり関係ないって言えば関係ない話だから・・・。 |
今回見てきたのは、Bチーム(?)の方でした。
キャストは、メッシュ・岩崎くん、ミロン・高根さん、ドルー・青木くん、ユフィル・小野くん。
えー、私のイメージの中でメッシュというキャラクターは、中性的なイメージの線の細い子だったんですけど。
メッシュでかくないか?!
ミロンと同じタッパの、下手するとミロンよりでかいメッシュ。や、ビジュアル的には、岩崎くんも高根さんも好きなんで良いんですけど、メッシュでかくないか?
舞台がフランスのはずなんですが、どっちかっつーと、アクの弱いアメリカって感じがしないこともない気もするんですが、それはまあ、ご愛嬌。メッシュの衣装が不良っぽくするために、Tシャツに、皮やデニム地のベストにそれに合わせたパンツ(2.3着ぐらい衣装替えしました)だったのも、アメリカっぽい気がした所為かも知れない。
それから、今回のビックリ大賞。
・・・・・・・・・。
ドルー青木くん?!。
これはかなり衝撃でした。私の中の青木くんは、それこそ、線の細い子だったもので。どっちかって言うと、キャラ的には、舟見くんみたいな女性&少年のイメージが強かったので。その青木くんがドルー?。
ちょっと心配していたんですけど、良い方に裏切られました。
ごめん、今まで青木くんを誤解してたよ・・・。そのくらい、ドルーという役にマッチしていました。
今回の頑張ったで賞。
林くんのエレーヌ。
拳銃事件が入るってことは、当然の如く「エレーヌの恋人・シラノ医師浮気疑惑&メッシュ男娼疑惑事件」が入ってくるんですけど。あんなテンション高い林くん、私初めてかも・・・。
シラノ医師(山アさん)にツカツカと歩み寄り渾身の思いを込めて
「ぶわー!!、くわぁぁぁぁぁ!!!!」。
「ばかー!」じゃありません、「ぶわー!!、くわぁぁぁぁぁ!!!!」です。あちこちにツッコミまくるテンション高い高根さんも新鮮っちゃ新鮮だったんですけど、林くんの勝ち。大笑いしました、シラノ医師とうエレーヌのシーン。どっちも上手い役者さんだから、見ていてホントに笑える、心の底から笑える。新境地開拓ですv。
あれ?話あまり話に触れていませんが、良いですか?。これ以上書くと長くなるので。
あ。ギャルソンエプロンのメツシュ(岩崎くん)は目の保養でしたv。ベストで腰が隠れていたのだけが心残り(そっちか!)。
と、言うわけで、私的には、満足な公演でした。
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本日夜の部には、プレミアム・ナイトが付いていたので、一緒にレボ。読もうという強い意志をお持ちの方は、こちら(長くなるので)
最後になりましたが、いつもいつもチケットを手配してくれるYちゃんに感謝を。
<おまけ>
大笑いして、帰路につこうと、劇場の帰り道に入ってきた見知らぬ方々の会話。
「なんだか途中、意味が分かんなかったんだけど分かった?」
・・・・・・・・。
やっぱりかー!(←オチ) |